保護者のみなさまへ

  • 母語のシャワーを
  • 子どもは母親の胎内にいるときから、言葉を聞いています。「愛してるよ。」「早く会いたいよ。」などポジティブな言葉のシャワーを浴びて育ちます。その言葉は独自のリズムを持ち、その文化の香り漂う母親の母語です。
    生まれてからも、子どもは親の母語を聞いて育ちます。子どもは自分の好きなものを指さし、うれしそうにその名前を発します。特に教えようとしなくても、子どもたちは母語を覚えていきます。
    母語は、それが指し示すものの色や感触が思い浮かぶ言葉、情感を込めやすく、親にとって自信を持って話すことのできる言葉です。

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  • 子どもの順応性
  • 幼児になって、家族以外の人々と子どもは出会います。子どもにとって影響力の強い存在は幼稚園・保育園の先生や友だちです。この人たちが母語とは違う言葉で話しかけてきても、子どもは受け入れ、簡単に言葉を覚えていきます。
    一方、親が母語で話していれば、母語もどんどん増えていきます。この年齢の子どもの順応性はとても高いものです。

  • 小学校入学または転入学のとき
  • このとき、日本の学校で困らないようにするために、家庭でも日本語を使うべき悩み、実際に実行するというケースも少なくありません。
    最近の調査・研究では、母語で話しかけないと、母語、日本語どちらも十分習熟しないことが明らかになってきています。
    日本語を家庭の中で使うこともあるでしょうが、母語で子どもに話しかけることをやめる必要はないのです。家族内で母語を使って、たくさん話し、楽しい時間を持つことがこの年齢の子どもにとって、とても重要なことです。このことがその後の言語発達の基礎となるのです。

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